3日目の退院はありませんでした。
4日目の朝に病院へ電話してみると、落ち着いているので今日の夕方か明日午前中に退院しても大丈夫でしょうということです。
私は、もちろん今日迎えに行きますと即答。
病院につくと、医師からの説明やら預け物の返還やらで30分ほど経過しました。
そしてとうとうカリンが!!
青いエリザベスカラーを付けられたカリンは、恐怖と興奮とで一瞬私に気がつかない程です。
でもすぐに私と気がついて、更に興奮が激しくなってしまいました。
動物病院のお世話になったスタッフの方にもろくにご挨拶できぬまま、バタバタと院外へ出ました。
職場から直行で迎えにくるはずの夫がまだ来ません。
診察時間が終了した病院の外で待つしかありませんが、カリンの興奮ぶりがすさまじく私も必死です。
とにかく目をどこかにぶつけやしないか心配でした。
エリザベスカラーごとあちこちに突進していくんだもの。
あやうくベンチの角に目をぶつけそうになりました。
あまり暴れるので首輪やリードが外れないかも心配。
以前一度逃亡された事があるので・・・ 。
必死でカリンの大好きなナデナデをして気持ちを静める努力をしました。
そうしているうちに夫が到着しました。
車の中ではずっとキャンキャンぎゃんぎゃん鳴いて暴れていました。
帰宅し、カリンは自分の部屋に入るとさすがに落ち着いたようです。
一箇所に寝転がったまま、ほとんど動きません。
きっと病院ではほとんど寝ていなかったのでしょう。
撫でてやると、すーっと眠ってしまいます。
お水と食事はついていないと一人では出来ません。
おしっこもエリザベスカラーをつけたままでは出来ないらしく、
仕方なく取ってやると、すぐにします。
(カリンは性格的に神経質なので。おっとりした子ならそんな事ないと思います。)
目が腫れて、人相ならぬ犬相が変わってしまっています。
でも手術の翌日に比べると大分腫れが引いたみたい。
義眼もかなり自然なので驚きました。
腫れてるし、術後だから違和感はあるけど、
落ち着いてきたら、きっと言われないと気づかないのではないかしら。
とにかく安心しました。
抜糸をすれば、大分普通の生活に戻れる事でしょう。
義眼を入れた右目。
この状態でほぼ動きません。本能でじっとして癒しているのでしょう。