夕方、病院から義眼手術が無事に終わったと電話が入りました。
麻酔からも無事に覚めて、お利口にしていますよと。
まずは一安心。
機能を失っているとはいえ、カリンの右目を失った事はやはりショックです。
でもカリンは苦痛から解放されるのですから、喜ばなくては。
翌日は面会に行きました。
エリザベスカラーを付けられて、ゲージに入れられていました。
最初私の手をクンクンしていたけど、すぐに激しく興奮し始めました。
最初私の手をクンクンしていたけど、すぐに激しく興奮し始めました。
目は腫れ上がり充血して、非常に痛々しい。
手には点滴がついています。
手には点滴がついています。
スタッフの方がカリンをゲージから出してカラーを外してくれました。
カリンは興奮して、悲鳴のような声をあげて取りすがってきます。
ああ、苦しい。・・・気持ちがかきむしられるよう。
扉の前に立って、「さあ!帰ろう!!早く帰ろう!!」と懇願してきます。
カリンの入っているゲージの下の犬が激しくワンワン吠えて、狭い病棟は余計にひっ迫した雰囲気になってきます。
「先生痛むのでしょうか?」と聞くと
「痛みはあまりないと思います」と・・・とりあえず安心した。
そろそろ傷跡のかゆみが始まってくるらしく、抜糸まで絶対にエリザベスカラーは外せないという事です。
入院中のカリンのご飯やお散歩時の排泄の話などを聞きました。
夜はちゃんと寝られているらしく安心しました。
10分くらい一緒にいましたが、興奮が激しく体力を消耗してもいけないので帰ることにしました。
。
そして彼女はまたエリザベスカラーを付けられ、とても不安そうな顔をしています。
そして私達が立ち上がり、扉から出ようとすると 彼女の顔に絶望のような表情が・・・(>_<)
あと何日かの辛抱でも彼女にはそんな事はわかりません。
胸が張り裂けそうに痛くなります。
ああ、早く家に連れ帰り安心させてやりたいです。
またその一方で術後の経過が大丈夫なのか、やはり病院にいた方が安心でもあります。
カリンを預ける時、退院は早くて2泊3日という事でした。
でも明日退院となると・・・複雑な心境です。