最初は「こういう曲をやりたい」なんて夢をもって始めるよね。
そしてやっぱり沢山の人に共感して欲しいし、
結果として人気が出て売れたいと思う。
そして・・・それは一握りの人たちでしょうけど・・・ある時から人気が出る。
でも人気は、なかなか長くは続かない。
少しづつ翳り始める。
すると何故か人気を取り戻そうとして、受けの良さそうな曲をかいてしまう。
きっとそれは最初に思った「やりたい曲」ではないかもしれない。
きっとそうではない。きっと商業主義に走った曲になってる。
人気が出る前からのファンは、それによって離れてしまう。
そして最後は空回りをして解散してしまう。
・・・何故だ?
人気が出れば落ちてきた時に、取り戻したくなるだろう。
でも待って。
あれ?
初めに「やりたい曲」があって、それを表現したくて始めた。
でも究極の目標はやっぱり人気が出ることなんだろうか?
どっちなの?
もしそうだとすれば、やっぱり「一握りのさらに一握りの人たち」以外は
最後は解散か休止する事になるんじゃないだろうか?
・・・・・
いや、そんな方程式はどうでもいい。
私の言いたいことは、商業主義に走らないで欲しいということ。
もったいないよ。
あんなに良い曲やってたのに、どうしてこうなっちゃうの?と思う。
その時じゃなければ出せない感性もあるでしょう。
年をとってからの曲が悪いわけでは絶対ない。
でもせっかく持ち合わせたその時々の感性を、
商業主義なんかで無駄にしないで欲しい。
だけど、夢だけでは食べていけないしね。
・・・すごく難しい問題だ。