発表会は終わったものの、今月と来月と教室での演奏会がいくつかありまして
その準備に余念がありません^m^
「あ~!大変だぁ(>_<)」なんていいながら、ウキウキしていますけど(#^.^#)
友人から借りたコミック「おいしい関係」
忙しいのに、借りた以上早く読まねばと短い空き時間に読み進めています。
一人の女性が料理人になるお話です。
先ほども10分ほどできた時間に読んでいましたら、
「ハッ!」と思う台詞が出てきました。
「レシピって楽譜ですよね
楽譜のとおりに弾ければ、誰が弾いてもショパン
18世紀の王様のディナーだって、レシピ通りに作れば作れる」
「機械的に作れる でも何も面白くない」
「今作る意味って 今目の前にいるお客さんにつくるってところだと思うの
時代も素材も味も違う 毎日違う」
「お料理って生きてるもの」
「つくる度のサプライズ 毎日のアクシデントを楽しめる実力」
う~ん、何だかうなずいてしまいましたぁ(^o^)
上手なのに魅力のない演奏をする方がいることが、実は私には恐怖なのです。
二胡が好きだから頑張れるし、でも頑張るってのは毎日の積み重ねでもあるし、
その努力の結果が、上手なだけで魅力のない演奏をする自分になったらどうしよう!!
今はまともに楽譜通りに弾くこともできませんけど、
いつかそれができるようになったら、絶対そこで満足したくない!
どうか機械的な演奏するようにならないで!!
自分に一生懸命お願いしてしまいました。
今のその瞬間の自分のため、
もし目の前に聞いていてくれる人がいたとしたら、その人のため。
生演奏ってやっぱり生きものなんですよね。
豊かな感情をその都度ちゃんと演奏に生かせる人に、
二胡を続ける以上いつかは絶対になりたいです。
それには良いことも悪いこともちゃんと受け止めて生きていかないといけないな
今日は何となく身の引き締まるような思いをしました^m^